プロ野球界で急激にその名を轟かせているのが阪神タイガースんの村上頌樹選手です。
2023年の一軍の成績は驚異的で、多くのファンや野球関係者からの注目を集めています。
しかし、村上頌樹選手の高校時代のエピソード、そしてドラフト時の評価、何が凄いのか?などの、まだ知られざる部分も多いのではないでしょうか。
本記事を読めば以下のことが分かります。
- 村上頌樹の何が凄い?
- 村上頌樹の高校時代やドラフト評価まとめ!
村上頌樹選手の高校時代やドラフト時の評価についてと、何が凄いのかを詳しくまとめています。
是非、最後までご覧ください!
村上頌樹の何が凄い?
村上頌樹のプロフィール
- 名前: 村上 頌樹(むらかみ しょうき)
- 出身地: 兵庫県三原郡南淡町(現:南あわじ市)
- 生年月日: 1998年6月25日(25歳)
- 身長: 175 cm
- 体重: 80 kg
- ポジション: 投手
- プロ入り: 2020年 ドラフト5位
- 年俸: 750万円(2023年)
村上頌樹選手は今話題になっていますが何が凄いのでしょうか?
まずは成績を確認してみましょう。
村上頌樹 2023年一軍の成績がすごい!

村上頌樹選手は2023年の一軍の成績で、圧倒的な数字を叩き出しています。
早くも「虎の村神様」と呼ばれるほどの好成績が凄いと話題になっています。
成績項目 | 成績の値 |
防御率 | 1.68 |
試合数 | 21 |
勝利 | 10 |
敗戦 | 5 |
奪三振 | 134 |
奪三振率 | 8.66 |
失点 | 28 |
自責点 | 26 |
与四球 | 15 |
与死球 | 1 |
与四球率 | 0.97 |
日付 | 9月24日時点 |
村上頌樹 具体的に何が凄い?

村上頌樹選手は具体的に何が凄いのでしょうか?
いくつかの項目から村上頌樹選手の凄さを説明していきます。
回転数にこだわったストレート
村上頌樹選手のすごい点は、
です。

村上頌樹選手は少年の頃から、元阪神の藤川球児さんの大ファンで、藤川投手の浮き上がるような火の玉ストレートを投げるのが目標でした。
子どものころから阪神の藤川球児さんが好きで、
「ああいう浮き上がるようなストレートを投げたいと思っています」
と語っていたそうです。
2022年からは同じチームの青柳投手からストレートの制度を向上させる方法を学び、オフには青柳晃洋の自主トレに参加しました。
その結果、プロ平均の回転数2200前後を超え、2400~2500を記録するようになりました。
ストレートの回転数が上がったことで、変化球がより一層生きるようになり、スローカーブも一つの武器になったと手ごたえを感じているようです。
そして、自主トレに参加した結果、大学時代から意識してきた「下半身の重要性」を再確認できたそうです。
青柳晃洋の自主トレに参加するほどの努力は素晴らしいですよね。
四球を出さない

村上頌樹選手のもう一つの特徴は、圧倒的なコントロール力です。
彼の与四球率は驚異的な0.97です。
与四球率が4未満であることが一流のピッチャーの目安と言われる中で、0.97は驚異的な数字と言えます。
村上頌樹選手が在籍していた東洋大学の元監督である高橋昭雄氏(故人)はこう語っています。
「あんなに任せて安心できるピッチャーって、そんないませんよ。僕は桑田(真澄)のつもりで、村上を獲ったんだから」
引用元:Sportiva
レジェンドの桑田投手のつもりで村上選手を獲ったとまで言わせるのは凄いですよね。
落合博満も絶賛する真ッスラ

元中日ドラゴンズの監督で、自身も3冠王を3度獲得した落合博満さんは、自身のYouTubeで村上頌樹選手を絶賛しています。
各バッターが真ッスラがいいとかという話はしていますね。真っすぐだと思って(打者の手元で鋭く)ピュッと曲がってくるというのは、やっかいなボールであることは確か。(中略)真っスラしたら駄目だという説もあるんだよ。シュート回転したら駄目だとかっていうね。でも、それをうまいこと武器にして使っているというのは頭のいい子だね。
引用:阪神の新星・村上投手の凄さを落合が解説!【#オレ流トレンド】 – YouTube
野球界のレジェンドからも絶賛される村上頌樹選手はすごい選手だったんですね。
藤川選手に近づくための努力を、しっかり活かせているのが素晴らしいです。
村上頌樹の高校時代やドラフト評価まとめ!
村上頌樹選手の凄さは分かりましたが、実は彼にはドラフト評価がイマイチだった過去があります。
何故、実力がある村上頌樹選手の評価が悪かったのでしょうか?
その謎を知るために高校時代からの彼の歴史を振り返ってみましょう。
村上頌樹の高校時代

村上頌樹選手は高校時代、智辯学園高校で注目の選手として活躍しています。
1年生からベンチ入りし、1年夏と3年春夏には甲子園にも出場しています。
3年春の甲子園ではエースとして活躍し、全5試合47イニングを一人で投げ切り、
になりました。
その決勝では、延長11回までの熱戦の末、自らのバットでサヨナラツーベースを放ち、チームを優勝へと導く活躍を見せています。
ちなみに3年夏の甲子園では2回戦で敗退し、春夏連覇は果たせなかったそうです。
村上頌樹のドラフト評価はイマイチだった!

村上頌樹選手のドラフトの評価は、高校時代から大活躍を見せたことを考えると、低いと言わざるを得なかったです。
実は評価が低かったのには理由がありました。
大学時代も東洋大のエースとして、投手3冠、ベストナインの獲得などの結果を残してドラフト1位でも間違いない成績を残していました。
しかし大学4年の秋に起こった右腕の肉離れが影響し、1試合にしか登板することかできませんでした。
その影響でドラフトの評価が一気に下がったそうです。
大学4年秋、右腕の肉離れによる離脱がなければ、その年のドラフトだって1位はともかく、上位指名は十分あり得ると思っていたが、スカウトの評価は意外なほど低かった。「今の力量で勝負しなきゃならないピッチャーですよ。なんでもできるということは、今がピークと考えたほうがいい。体も小さいし、真っすぐにもう少し威力があればいいんですが……」
引用元:Sportiva

しかし、彼の実力を見抜いていたのは、当時の阪神タイガースの監督、矢野燿大さんでした。
「ずっと気になっていた。俺が希望してドラフト当日に調査書を出した。出していなくても指名はできるけど、礼儀上の問題でね。仁義を切った」「緩急が使えて、落ちるボールもある。捕手としてリードしたいピッチャー」
引用:スポニチ
矢野元監督の現役時代のポジションはキャッチャーです。
多くのピッチャーの球を受けてきた経験から、村上選手の投球に光るものを感じたのでしょう。
現在の村上頌樹選手のプロ野球の活躍があるのは、村上選手の才能を見抜いた矢野元監督のおかげなのかもしれません。
村上頌樹の何が凄い?高校時代やドラフト評価まとめ!
村上頌樹選手は、その才能と実力でプロ野球界を驚かせ続けています。
村上頌樹選手の2023年の一軍の成績、回転数にこだわったストレート、圧倒的なコントロール力など、彼の凄さが分かる証拠は沢山あります。
また、高校時代の活躍やプロ入り前の評価の変遷も彼の背景として非常に興味深いです。
本記事を読んで、村上選手の魅力や背景をさらに深く知ることができました。
今後の村上選手の活躍から目が離せませんね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。



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